『バリデート』
この言葉を聞いて、頭に『?』マークが浮かぶ人も多いのではないでしょうか?
今回の記事ではバリデートの仕組みについて解説していきます。
バリデートとマイニングについて
暗号通貨に触れた事がある人であれば、マイニングという言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか?
バリデートを理解するには、このマイニングとの違いを知る必要があります
そもそもマイニングとは『採掘』という意味です。
暗号通貨は複数の取引データを一つのブロックとして、そのブロック同士がチェーンの様に繋がっています。
これをいわゆるブロックチェーン技術と言います。
マイニングを行うマイナー(miner)と呼ばれる人は、新しいブロックを生成することで報酬として暗号通貨を手に入れます。
しかしこの作業には膨大な作業量が発生します。
大量の計算が必要なマイニングには、特別な機械がたくさん必要です。
『マイニング工場』と呼ばれるものがあるくらいですから、その作業規模は大きいです
マイニングのイメージはこんな感じです
マイニングの報酬を得るには、世界中のマイナーと競って、マイニング作業をいち早く終える必要があります。
そして、このマイニングにはある大きな問題点があります。
それがコストの問題です。
上のイメージ図のように、マイニングを行うには高性能なマシーンや電気代がかかります。
もちろん、マイニングの規模に応じて人件費もかかりますし、マシーンの買い替えだって必要です。
こうした背景もあり、実は多くの暗号通貨がマイニングとは別の手法をとるようになりました。
それがバリデートと呼ばれるものですね!
バリデートはその通貨の保有数によって、ブロックチェーンに新しいブロックを繋ぐ権利(報酬)を得やすくなる仕組みです。
マイニングと違って、マシーンも電気代も必要なく、人件費も技術者数人でOKです。
また、マイニングを採用しているビットコインやイーサリアムの処理(トランザクション)能力は1秒間に
●ビットコインが7トランザクション
●イーサリアムが30トランザクション
程度です。
VISAやマスターカードが数万トランザクションなので、到底かなわないという事です
それがバリデートの場合、VISAやマスターの処理速度能力を超えるポテンシャルを秘めています。
そうした意味で、マイニングは既に時代遅れであると言われています。
暗号通貨コスモス(Atom)のバリデートについて
さて、ここでコスモス(Atom)のバリデートを行うCCNについて見てみましょう♪
バリデートを行う人のことをバリデーターと言いますが、コスモスのバリデート報酬を得られるのは上位125位までのバリデーターに限られます。
ということで、CCNのバリデーターランキングを『MINTSCAN』で見てみましょう。
CCNのバリデートランキングは2020年5月は108位でしたが、2020年7月現在は36位にまで上がってきています^^;
急成長ですね!
バリデートに関する説明は以上となりますが、もっと詳しく知りたいという方は、ぜひCCNのセミナーに参加されてみて下さいね♪