ファイルコインのマイニング業者の比較方法☆1テラ価格の単純比較は危険!?

こんにちは!
カピバラさんです♪

僕のLINE@にご登録されてる方はご存知だと思いますが、最近のカピバラさんはファイルコインにお熱です笑

で、このブログを読まれてる方は、ファイルコインマイニングに参加・もしくは情報収集されてる方が多いと思います。

カワウソくん≫カワウソくん≫

ファイルコインマイニング業者って色々ありますもんね。

実際にカピバラさんのLINE@でよく質問が来るのが…

どのマイニング業者が良いか分からない!

という事なんですね😅

因みに、僕はこのような基準でマイニング業者を選んでいます☟

カピバラさんの比較基準
①実際にマイニングしている事を確認できるか
②日本か海外か
③FILFOXでマイニング状況が確認できるか
④1TBあたりの値段が適切か

上記のあたりがポイントになってくると思っています🤔

①の実際にマイニングを確認できるかどうかは言わずもがなで、②の『運営が日本か海外か?』は、投資家によっても意見が分かれる所です。

③については、ファイルコインマイニング状況を確認できるものにFILFOXというものがあるので、ここで確かにマイニングが行われてるかどうかも確認できます。

カワウソくん≫カワウソくん≫

FILFOXの詳しい見方については別記事でもご紹介しているのでみて下さいね!

そして④の1TBあたりの価格についてですが、これが今回のメインテーマになります。

1TBの数字と価格だけみて購入すると、

安いと思って購入したけど、フタを開けたら実際に受け取れる報酬が少なかった!

といった事態を招く可能性もあります。

カピバラさん≫カピバラさん≫

マイニング投資を検討されてる方は、このあたりをしっかり理解していきましょう♪

ここからは実際にあるマイニング業者から

●ジパングフィル
●RRMine
●Secure1475
●FILPOWER(THE FIL)

を、2021年4月10日時点の情報を元に比較していきます✨

ファイルコインのマイニング業者の1テラ(TB)比較!

契約期間の違い

投資家がマイニング参加するにあたって、まず確認しなければいけないのは『契約期間』です。

RRMineというマイニング業者では1TBあたり『8万9980円』ですが、デジタルプロフィットSecure1475では1TBあたり『$520~$570(約6万円)』です。

カピバラさん≫カピバラさん≫

2つとも料金は違いますが、実は契約期間が違います。

RRmineは契約期間が1年半なのに対して、Secure1475は1年間です。

計算すると、年間効率だけで見ればどちらも同じくらいの条件と言えます。

カワウソくん≫カワウソくん≫

一概に『TB』の金額だけ見ても比較できないという事ですね!

※参考(RRMine):https://www.value-press.com/pressrelease/265546
※参考(Secure1475):https://yutaka555tomorrow.com/202102

管理費と実際の稼働期間の違い

期間の確認ができても、実際には保守費などの管理費用が発生している所があります。

RRMineの場合は管理費で採掘量の25%(海外直販では20%)、ジパングフィルでは管理費で30%の料金が発生します。

カピバラさん≫カピバラさん≫

表にまとめるとこんな感じです☟

契約期間だけ見ればRRMineの方が高く見えますが、抑えるべき点があります。

それは

実際にマイニング報酬が発生する期間はどれだけか?

を確認する事です。

カワウソくん≫カワウソくん≫

え!契約期間=ファイルコインが貰える期間じゃないの!?

≪カピバラさん≪カピバラさん

厳密にいうと少し違うんです!

実は結果だけ見れば、この2社のマイニング効率に大きな差はありません。

ジパングフィルの場合

ジパングフィルの場合は最初の4ヵ月は機材発注やデータ充填(シーリング)で、マイニング報酬が発生しません

実際にマイニングが始まるのは5ヵ月目からで、5ヵ月目~7か月(3か月間)は担保ファイルを用意する期間です。

ジパングフィルではこの担保ファイルは返還されますが、契約終了の3年後に半年間かけて返還されます。

カピバラさん≫カピバラさん≫

つまり、投資家からするとマイニング報酬は実質2年8ヵ月分という事ですね!

ジパングフィルの平均のマイニング報酬は0.1FIL/TBなので、これが2年8ヵ月(975日)続くと97.5枚になります。

カピバラさん≫カピバラさん≫

ジパングフィルは30%の管理費が発生するので…

0.1FIL/日×0.7×975日=68.25枚

シミュレーションでは3年契約の1TBに参加すると、68.25枚のファイルコインが貰えます。

※2020年4月現在はマイナー全体の平均枚数が減っているのでより、堅実なジパングフィルのシミュレーションはコチラの記事でご確認ください。
(業者の比較対象がしやすい様に0.1FIL/TBでどこも統一して検証しています。)

RRMineの場合

RRMineの場合はシーリング効率が最初から100%になっています。

カワウソくん≫カワウソくん≫

あの~、シーリングって何ですか?

≪カピバラさん≪カピバラさん

シーリングとはIPFS上のデータを入れるための、空き容量を作ることだよ

シーリングはとても重要な作業で、これが半分しか終わってない状態でマイニングをスタートすると、50%の効率でしかマイニング報酬が発生しません。

カワウソくん≫カワウソくん≫

なので、どのマイナーも必ずシーリングを100%行ってからマイニングするんですね!

RRMineの場合はジパングフィルとは異なり、担保ファイルを建て替えます

FILFOXで確認できる『Mining Efficiency』には正直どこも差が無いので、ジパングフィルと同じ条件で計算すると…

0.1FIL/日×3年間×0.75=82.2枚となります。

これだけ見れば、RRMineの方がジパングフィルより優秀に見えますが、1年あたりの価格は2社とも違います。

カピバラさん≫カピバラさん≫

その点を考慮して計算すると、2社ともに大きな違いはありませんでした。

最低保証がついているか?

マイニング業者によっては、マイニングに参加した投資家に最低保証枚数を付けてるユニークなサービスもあります。

マイニングレンタルを行っている『FILPOWER』では、実際に投資家に最低保証枚数を付けています。

カワウソくん≫カワウソくん≫

最低保証が付いてるっていいですね!


≪カピバラさん≪カピバラさん

うん、ただその分『FILPOWER』で最終的に獲得できるファイルコインは他社と比べて少ないです

FILPOWERの場合は1TB(84,700円)の参加者に対して28枚のファイルコインが保証されています。

但し、保証する代わりに28枚マイニングされるまでの間は28%は運営側で、保証枚数に到達した後は67%が運営の取り分となります。

カワウソくん≫カワウソくん≫

つまり管理費とは別でサービス料の様な手数料が発生してるんですね!

また、FILPOWERは3年契約でマイニング報酬が発生するのが180日後となります。

担保ファイル分も返還されますが、3年後から半年間かけて…では無く、3年間の間で担保ファイル分も返還される様です。

カピバラさん≫カピバラさん≫

FILPOWERの投資家へのリターンを調べるために、『FILECOIN MINER』の事も調べてみました。


FILPOWERは『FILECOIN MINER』のサービス名称です)

FILPOWERは先述した運営の取り分の中に、冗長ロスと呼ばれるものが含まれてるようです。

その内容が分かるのがコチラ☟の内容です。

参考記事

FILPOWERの場合、投資家からすると1TBではなく、その3分の1の約0.33TB分がマイニングされていることになります。

※2020年11月の情報ですので、実質0.5TBという情報も聞いています。
※画像の④顧客配当率が、管理料を示す数字とも取れますが、最終的に投資家へ入るのは0.33TB分だそうです。

冗長ロスについて

マイニングに参加されてる方でも、この『冗長(じょうちょう)ロス』という単語はあまり馴染みが無いと思います。

カピバラさん≫カピバラさん≫

冗長ロスとは、何もファイルコインマイニングに限った話では無いです。

ファイルコインのマイニングで一番重要なのは、IPFS上で預かったデータをしっかり守る事です。

この冗長化を施す事で、システムに何かしらの不具合があった時のリスクが軽減され、システムへの負荷を分散できるメリットがあります。

要はバックアップの為の仕組みが冗長化です。

カピバラさん≫カピバラさん≫

この言葉、実はカピバラさんも初めて知りました…


≪カワウソくん≪カワウソくん

いやいや!アナタ元々SEでしょ!笑


※カピバラさんは基本情報処理試験にも3回連続で落ちてますw(←分かる人には分かる)

この冗長化についてもう少し深く知りたい!という人はコチラのサイトで詳しく見て下さい。

まとめると、マイニングを行う際には、通常用意しているストレージ(TB)とは別の空き容量が必要になるという事です。

先述のFILPOWERについてはこの冗長化されてる分も考慮したうえで参加する必要があります。

因みに、『THE FIL』と呼ばれるマイニング業者FILPOWERを同じ法人と契約している様で、『THE FIL』もこの冗長ロスと管理費を含めて67%だそうです。
Sproutsystemというマレーシア法人

ジパングフィルの場合はこの冗長化の部分は別で用意していて、投資家は参加したTB分まるまるでマイニングを行えます。
ジパングフィルの冗長ロスは25%ですが、投資家の参加パッケージの中には含めてません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ファイルコインのマイニング業者が複数登場しましたが、参加者にはなかなか見えにくい部分があります。

紹介した業者をまとめると、どの業者もマイニング収益の結果に大きな差は出ませんでした。

FILPOWERのみ他と比べてマイニング量が少なく、時空雲は多くなりそうです。

今回の記事をまとめると、マイニング会社のTB価格を比較するうえでも、投資家は以下の点で業者を見極める必要がありそうです。

マイニング効率比較方法
①契約期間と実際に報酬が発生する期間
②管理費と冗長化の割合

特に②の冗長化については、FILFOXで確認出来ない数字なので、実際にマイナー業者に聞くしかありません。

また、記事では触れませんでしたが、実際にファイルコインが入るまでのタイムラグもしっかり把握する必要があります。

例えばジパングフィルは、最初のマイニング報酬が入るまでに4ヵ月かかりますが、購入後スグにマイニング報酬が入るマイナー業者もあります。(これは業者が担保ファイルを立て替えている為です)

カワウソくん≫カワウソくん≫

投資家からすると、早く手元に報酬が良いですもんね♪

カピバラさん≫カピバラさん≫

案件ごとにメリット・デメリットがあるので、この記事を参考に、自分にあった案件を選んでみて下さい✨

沢山のマイニング業者がある中で、『カピバラさんはなぜジパングフィルにしてるの?』
ということも、よく聞かれますが…

海外案件特有の飛ぶ飛ばない問題が嫌だ
その点でジパングフィルは国内のしっかりした会社が運営で安心
1テラあたりの投資リターンも中国の業者と遜色ない
というメリットと、
マイニング開始までに5ヶ月が必要
というデメリット

を考えて、総合的にみてジパングフィルをご紹介する事にしました😀

≪カピバラさん≪カピバラさん

カピバラさんも、今後もファイルコイン/マイニング業者の情報を正しく伝えられていければと思っています。

ですので、この記事を読まれた方でも、

●こんな業者の話聞いたんですケド、どうですか?
とか
●カピバラさんの書いてる内容違いますよ~

などといった事があれば、LINE@でお気軽にメッセージ下さい♬✨

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